カワセミ撮影のアツい所は飛び込みから魚を捕えて浮上してくる
所謂飛びモノだと思います。
他の野鳥の飛翔と違い、飛び込みから戻ってくるまで僅か1、2秒。
なかなか上手く撮れませんが一瞬の勝負がカワセミ撮影の醍醐味です。
ミラーレスの最大の特徴でもあるトラッキング、被写体認識、瞳AFですが
R7の場合カワセミの飛び込みにそれらの機能が追従できません。
トラッキング技術が発展途上な事とCMOSセンサーの読み出し速度が遅い事に加え
被写体が高速なことでカメラがカワセミについていけないのです。
飛んでいる猛禽やカモの離水なんかは問題ないのです。
カワセミの飛び込みだけはダメ。
色々な設定を試した結果、カワセミの飛び込みは
トラッキング、被写体認識、瞳AF全てOFFにして
カメラに仕事をさせないようにしています。
…これって一眼レフでは?
さらに水しぶきや水草など余計な物を掴ませない為にAFエリアは
フレキシブルゾーンのAF1を基本にAF2、AF3を状況によって使い分けています。
ミラレースの特徴を捨てましたが
R7の場合はこれが一番歩留まりが良いと感じています。
野鳥撮影の中でもカワセミの飛び込みだけはジャンルが違いますね。
難しいです。